大分県・宮崎県リベンジ再訪の旅の目的地、天野岩戸神社にやって来ました。前回は真っ暗で何も見えませんでしたが、今回は明るいうちに無事到着です。天野岩戸神社専用駐車場は少し狭く、観光客で賑わう季節は近くの小学校が駐車場として開放されています。駐車場に車を停めて砂利道を進んで鳥居をくぐります。
天照大御神様のお隠れになられた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として御祀りしている神社とあって天照大御神様の像がお出迎え。
早速お参り前に手水舎で心身を清めて気を引き締めます。
どこかしら荘厳で歴史を感じさせる雰囲気を漂わせています。
大日霎尊(おおひるめのみこと)を祀る西本宮拝殿の入り口と本殿は重厚な作りの建物で比較的新しいもののように見えます。
西本宮拝殿の奥まったところにある神楽殿は木材なども古びた感じで歴史を重ねてきた建物だと思われます。建物の奥には鏡のようなものが祀られています。
西本宮拝殿を一通りお参りして、八百萬神が集まり神集神議りになったとされる天安河原へ向かいます。駐車場とは反対側の鳥居をくぐって一度神社外へ出て道沿いを歩くこと数分、売店横の河原へ続く道を下っていきます。すると天安河原の案内板が見えてきます。
天安河原で神集神議りになった仰慕窟(ぎょうぼがいわや)までは清流流れる河原をしばらく歩いて進んでいきます。大井茂木々に色づき始めた紅葉、心地よい川の流れを眺めながらゆっくりと歩を進めます。マイナスイオンがいっぱい降り注ぐパワースポットは人気スポットでたくさんの観光客がすれ違っていきます。
どんどん進んでいくと眼前に大きな洞窟が現れます。間口40メートル、奥行30メートルの大洞窟の中には沢山の積まれた小石と鳥居が。神秘的な空気を全身に感じる空間となっています。
周辺に積まれた小石は、小石を積んで祈れば願いが叶うと信じられていて全国からお参りに来られるようです。私も小石を積もうかと思いましたが、周囲に小石は見つからず河原に入って小石を拾うのも罰当たりのような気がしてお参りだけすることにしました。
時間が合えば御神楽も見学することができます。
注意ですが、現在天野岩戸の洞窟へは直接行くことは出来ません。西本宮拝殿の裏側に天岩戸が見える天岩戸遥拝所があり、神職がご案内というかたちで連れて行ってもらうようです。ご案内ご希望の方は授与所にて受付をしてください。私たちは時間もなく、両親の体力の関係で洞窟へいくのは諦めました。 さて今回の旅行の目的地の一つ天岩戸神社へのお参りは済みました。次の目的地、高千穂峡へ向けて車を走らせます。時間も遅くなってきて今回の旅行もいよいよ大詰めです。