以前DIYで雨樋を修理したのですが、修理前は雨樋から雨水が漏ったり隣の家の雨樋から雨水が溢れ、物置の窓枠に雨水がかかっていました。その影響で窓枠が痛んでボロボロに。この際、この窓枠もDIYで修理することにしました。
物置を作ってかなりの月日が流れているのである程度痛むのは仕方ないですが、このまま放置しておくともっと深刻な状態になるのは火を見るよりも明らかです。窓枠の一部も外れてしまっています。
雨水の湿気に加え日当たりも悪い場所なので、木材はスポンジ状にスカスカになっていました。このままでは腐食が進み、柱や壁の内側にまで影響が出てしまいそうです。かなりヤバい状態です。
痛んだ部分を全て取り外しました。古い釘が変形したり錆びて抜けなかったりして少し手こずりましたが何とか取り外せました。取り外した材料を元に寸法や形状を新しい木材にコピーします。こうすれば復元も比較的簡単にできます。
木材は近くのホームセンターで一番安いのを購入しました。昔の規格なのか、ピッタリのサイズが無かったので許容範囲ですが少し微妙です。念のために古い窓枠は屋外用塗料で防腐処理しておきました。この機に出来ることはやっておいた方がベターですね。
修理した窓枠にも屋外用防腐塗料を塗布しました。このペンキも以前、木の外壁や扉を修理した時の残りを使用しました。
今回は窓枠の修理に加え、窓枠に雨水がかかっても良いようにカバーをすることにしました。このガラス窓は内側から開かないように固定しているのでカバーしても問題なしです。日も当たらないので日の取入れ窓としては機能していません。そして防犯のためにもカバーしてしまった方が安心という事もあります。まぁ、ガラクタしか入っていないんですけどね。
カバーに使ったのはポリカプラダンです。扉の修理などでも使った段ボールのような構造のポリカーボネートの板ですね。紫外線に強く、耐久性も高いのに加工がしやすいので色々な修理に便利な素材です。
これで当分は雨風による腐食の心配はしなくて良いでしょう。防犯の面でも修理前に比べると格段に見た目効果があると思います。
今回のDIY修理では家にあった残り物ばかり使用したので出費は殆どありませんでした。新たに購入したのは窓枠に使った木材くらいかな。実は木材はだいぶ前に購入して用意していましたが、急に仕事が忙しくなり休日出勤も増えたので放置していました。家にも木材の端材はあったのですが寸法的に丁度良い物が無く購入しました。DIYは安く仕上げないと意味ないですもんね。
粗は散見されますが、素人が楽しくDIYを楽しみながらやっています。少し疲れたけど完成すると達成感が心地よいです。DIYした場所を見るたびに作業中の出来事を思い出して大事に扱わなきゃ、大切にしなきゃって気持ちになりますよね。
お子さんやご家族でワイワイ言いながらDIYするといい思い出になるし、道具の扱い方や物を大切にすることなんかを学べるいい機会になると思いますよ。
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