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青天の霹靂|劇団ひとり


公開当時、とても話題になった本作ですが、大泉洋さんのインタビューばかり見て本編を見ていませんでした。今回は突然見てみようと触角が動きボタンをポチットな。

青天の霹靂|大泉洋|劇団ひとり|映画|感動作

売れないマジシャンの理想と現実、見栄と現状がとても惨めで、自分に重ねてブルーな気分になりました(T_T) 売れた後輩マジシャンやホームレスになった父の死に方などチョットなぁと思う部分もありますが、そこは芸人、劇団ひとりさんのテレが見え隠れします。そして題名にもなっている青天の霹靂。主人公が突然雷に打たれる演出はもっと良い手法がなかったのかと思うほどありきたりでチープな印象です。本編がとても良い作品なのでこの点が非常に残念です。

タイムスリップして若かりし日の父と母と出会い、母失踪の謎や父がホームレスになるまでの父なりの苦悩、それぞれが心に秘めた愛を徐々に明らかにしていく物語に思わず引き込まれ、気づけば頬を涙が伝う。主人公が過去の母に生まれてくる子が将来どんな子供になるかをチョットだけ教えてあげるシーンは涙腺崩壊。大泉洋さんの演技が光る、主人公と一緒に笑ったり泣いたりできる感動作でした。

最後に落ちを用意しているあたり流石です。

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