過去のダイエット経験
学生のころからあまり体重の変化がなく52~54㎏で推移していましたが、社会人になって地獄のサービス残業などのストレスから暴食(お酒は全く飲めません)するようになりました。気が付けばズボンが全て穿けなくなり、体系の変化に気づいた始末。この時が生涯の最重量時期で68㎏超えまでいってました。流石に危機感を持ってダイエットを決意。お茶や酵素ダイエットと同時にウォーキングも行うなど数ヶ月いろいろ試してみましたが効果を感じられませんでした。お金も使いましたが残念な結果にガッカリ。
結局、ダイエット方法を基本に立ち返った方法に変えました。野菜を多く摂り、麺類やご飯を摂らず、腕立て・腹筋・ウォーキングなどの筋トレを毎日行うルーティーン。野菜は野菜炒めや鍋、スープで摂りました。量は山盛りで、油はあまり気にしませんでした。豆腐をご飯の代わりに食べ、満足感を得ていました。筋トレは眠くなったときや何かの用事の合間に気が向いたら行っていました。ウォーキングは屋内で出来るウォーキングマシーンで、かなりスピードを上げて30分、入浴前に毎日行っていました。以前やっていた屋外でのウォーキングは歩速もゆっくりで散歩してるだけといった感じだったのでこの差は大きかったと思います。
過去のダイエットで学んだこと
このダイエット方法で3ヶ月で14㎏の減量に成功、私のベスト体重54㎏に戻すことができました。ただし、私も経験しましたが、筋トレに趣をおいたダイエットではある時点まで減量できます。ですが、ある時点から体重が減らなくなります。なぜかというと、ダイエットにより余分な脂肪が減るので体重が落ちますね。脂肪が減ったら次は筋肉が付き始めます。筋肉は脂肪より密度があるため筋トレの効果で体形は締まり、スタイルは良くなりますが体重は落ちないのです。この時も腹筋は割れ、明らかに体は絞れているのに体重は変わらなくなっていました。体重の数字だけに気を取られ過ぎると健康を害してしまう事になるので注意が必要ですね。
リバウンドしてしまった
普段は体重を気にせず生活していますが、自分でも太ったなと感じたら体重計に乗って確認するようにしています。今回も新型コロナウイルスの影響で大型連休も緊急事態宣言で外出自粛し、家に籠っていたこともあり明らかに体重が増えたと自覚していました。仕事面では夜勤シフトとなり、昼、夕、夜食と三食しっかり食べるようになったことも原因ですね。今までは朝食抜き、昼食は社員食堂で1プレートのおかずだけ、夕食は18~20時頃に比較的しっかりと摂っていました。夜勤シフトでは夜食が帰宅後、0~1時頃にしっかりとした量を摂り3時頃布団に入る生活となっています。
ダイエット後、54~55㎏で推移していましたが、生活サイクルや環境の変化で5㎏リバウンド。頬もお腹もポッコリ、59.5㎏とギリギリ60㎏を切っているけどかなりヤバイとこまで来ていました。もうすぐ健康診断もあるはずなので、それまでには少しでも改善しておきたい。
目的に合わせてプロテイン選び
明らかに運動不足と食生活の変化が原因だと思い食事を見直すことにしました。筋トレは腹筋を料理ができる合間などに少しづつやっていますが、ウォーキングマシーンなどは帰宅が深夜なので音がして無理。朝は寝起きからの運動は疲れて仕事に支障が出るかもしれないと思うと躊躇してしまいます。となると残るは食事しかないですもんね。今回のダイエットでは筋トレもしているので、ついでに効率よく筋肉も付けてみようと思いプロテインを試してみる事にしました。
プロテインは色々なメーカーから様々な商品が販売されています。プロテインと一言でいっても多種多様で、大きく分けて牛乳由来のホエイ、大豆由来のソイがあり、配合成分やテイストで各社特徴を出しています。プロテインの吸収を早めたり、ゆっくりと吸収させたり、ミネラルやガゼインなどを配合し、機能性を持たせたりしています。筋肉を付けるのに特化した物やダイエット、栄養補給、回復系など目的に合わせて選ぶと効果的です。
ハイクリアーのホエイプロテイン
私はマッチョになりたいわけではなく、体を絞りたい、そして機能性を高めた高価な商品ではなく気軽に試せる商品を購入したい。とにかく種類が多すぎて目的のプロテインを探すのには本当に苦労します。いろいろ迷って考えた結果、シンプルな配合で価格的に手頃、間違いなさそうなテイストの商品に絞り、その中からHIGH CLEARのホエイプロテインに決めました。決め手は手頃な価格とテイストの豊富さかな。日本で製造され日本の企業向けにOEMもしている点も好印象です。もともとOEM用に製造されているので価格も抑えられているんですね。
豊富なテイストの中から今回選んだのはイチゴミルク味とチョコバナナ味。個性的なテイストも沢山ありましたが、まずは確実に続けられるよう評価の高いテイストで試すことにしました。どのメーカーのレビューもイチゴミルク味やチョコレート味については概ね評判が良く、これを選んでおけば間違いなさそうです。同じ味の物ばかり長く飲んでいると飽きそうなのでイチゴミルク味とチョコバナナ味の2種類を注文しました。プロテインといえば必須アイテムのプロテインシェーカー。ついでにSAVASのプロテインシェイカーも一緒に購入しました。特に拘りはありませんが、SAVASはロゴがカッコいいので(笑。
ハイクリアープロテインのパッケージはOEM販売しているだけあってとてもシンプル。こんな所でもコストダウンしているんですね。商品内容が分かっているので印刷でのコストカットは消費者としては有難い。パッケージはアルミ包装で開け口はチャック式になっていて開けた後でも保管は簡単、湿気などから守ってくれます。
袋を開けるとイチゴミルク味からは少し甘い香り、チョコバナナ味からはココアっぽい香りがします。どちらもサラサラしていますが、イチゴミルク味の方がよりサラサラしているように感じます。粒子も細かく、水や牛乳によく溶けそうです。商品によっては溶けにくく、だまになって飲みずらい物もあるようなので購入時にはチェックしておきたいポイントですね。
プロテインシェイカーを使ってみる
早速SAVASのプロテインシェイカーを使ってプロテインを飲んでみます。プロテインを作るのにプロテインシェイカーじゃなきゃダメという事は無いでしょうが、容器口も広くプロテインの粉を入れやすいしシェイクしたときによく混ぜることができます。だまになりにくいので持っていて損は無いかな。水筒で試してみましたが、水筒の半分くらいに水を入れてから混ぜないと、かなりだまが出来てしまいました。プロテインシェイカー以外で作るときはコツがいるようです。プロテインシェイカーは各メーカーから販売されているのでお気に入りを探してもいいですね。
SAVASのプロテインシェイカーは太めのアルファベットのロゴタイプでメリハリが効いていてカッコいいです。黒一色でシンプルな所も気に入っています。形状はどのメーカーの製品も同じような形をしています。使用前にキッチン洗剤で洗っておくと安心です。
蓋を開けたプロテインシェイカーに牛乳を150~300mlお好みで注ぎます。牛乳でお腹が緩くなったり苦手な人は牛乳の代わりに水や紅茶、ジュースなどでも美味しく飲むことが出来ます。同じ味に飽きた時にはアレンジして飲んでもいいですね。
牛乳を注いだら付属のスプーンで3杯、約25gのプロテインを入れしっかり蓋をします。この時に必ず牛乳もしくは水など液体から入れ、その後プロテインを入れることをお勧めします。液体から入れることでシェイク後プロテインのだまができにくくなります。
しっかりと蓋が締まっているのを確認したらプロテインシェイカーを思いきり振ります。振り方が足りないとプロテインがだまになって溶け残ってしまいます。プロテインシェイカーを振る時はプロテインシェイカーが手から抜けないよう気を付けます。
約30~50回ほどシェイクしてみました。一度蓋を開けてプロテインの溶け具合を確認します。牛乳でシェイクすると泡でプロテインシェイカーの中がいっぱいになってしまいます。しばらく放置すると泡が収まってくるので溶け具合が確認できます。
イチゴミルク味とチョコバナナ味、どちらも同じくらいシェイクして蓋を開けてみました。比較的イチゴミルク味の方はプロテインが溶けやすいように感じます。一方、チョコバナナ味の方はだまが出来て完全には溶け切っていませんでした。シェイクの仕方にもコツがあるのかもしれません。
HIGH CLEAR ホエイプロテインの味は・・・
各メーカーとも原材料の配合バランスと同じくらい苦労して開発されているのが味。目的を達成するための成分バランスも大切ですが、飽きがこないよう長く続けるためには味も重要なポイントですよね。美味しくない物を我慢して飲み続けるのは苦痛でしかありません。しっかりと味もチェックしていきます。
イチゴミルク味
プロテインの粒子は細かくサラサラした感じで、ミルクで試した溶け方は比較的溶けやすく、だまになりにくい。香りはコーヒーに入れる粉ミルクみたいで甘い香りがします。SAVASのプロテインシェイカーに300mlの牛乳を入れ、付属のスプーンで3杯入れた後、30~50回程シェイクして飲んでみました。
味は牛乳を加えているのでコクがありお腹にズシリときます。市販のイチゴミルクジュースよりとろみのある感じで、飲んだ後も喉の奥に余韻が残ります。イチゴ味は薄めで、正にフレーバーって感じですが、牛乳のおかげで濃厚で甘い。甘いのが苦手な方には甘すぎるかな。プロテイン特有の粉っぽさもあまり感じませんでした。
スッキリサッパリ飲みたい方には水に溶かして飲むことをお勧めします。水に溶かすと牛乳のコクが無くなる分スッキリと飲めます。牛乳に比べるとサラサラと飲め、喉にも残らず甘さも若干和らいだ感じで飲みやすくなります。
チョコバナナ味
プロテインの粒子は細かいですがイチゴミルク味に比べるとしっとりした印象を受けます。ミルクで試した溶け方は比較的溶けにくく、だまになりやすいかな。香りはココアみたいでバナナの香りは控えめ。SAVASのプロテインシェイカーに300mlの牛乳を入れ、付属のスプーンで3杯入れた後、30~50回程シェイクして飲んでみました。
味は牛乳を加えているので、ココアのコクに加え牛乳のコクが加わり飲み応えがあり、お腹にズシリときます。市販のココアジュースよりとろみのある感じで、飲んだ後も喉の奥に余韻が残ります。バナナのフレーバーはあまり感じられず、牛乳のおかげで濃厚なココアミルクといった感じ。イチゴミルク味ほど甘くなく、当たりはずれのない飲みやすさですね。プロテイン特有の粉っぽさはイチゴミルク味と比べると少し粉っぽさを感じました。
スッキリサッパリ飲みたい方には水に溶かして飲むことをお勧めします。水に溶かすと牛乳のコクが無くなる分スッキリと飲めます。牛乳に比べるとサラサラと飲めますが、ココア味が喉に残る感じがあります。
生活面の改善とダイエットの経過
ダイエットでまず改善したことは、夜勤勤務で昼・夕・夜の3食を普通の量食べるようになっていたのを昼食は軽め、夕食はプロテインだけ、夜食は普通にしています。仕事は重労働ではないですが、仕事開始から終了まで休憩や食事もとらず動き回っています。筋トレは気が付いたら腹筋をする程度で厳しく追い込んではいません。疲れがとれないので、ウォーキングも買い物や散歩程度でこちらも追い込んではいません。こんな感じで3週間ほど経ちましたが、体重は59.5kgから57.5kgになり、約2kgほどのダイエットになっています。
ただ、以前のダイエットでも経験済みですが、この程度の食事制限でも2kg程度ならひと月あれば可能です。問題はここからで、同じルーティーンではしばらく体重は落ちなくなります。体重が落ちなくなってからひと月ほどは忍耐の時期です。この時期に心折れてダイエットを辞めてしまうと今までの努力が台無し。この時期を耐え抜くと再び体重が落ち始めます。ここからは本格的に体内脂肪が減っていく感じで、筋トレの効果がハッキリ出てきます。今まさにこの我慢の時期に入った所ですね。
しばらく試して感じたこと
始めは帰宅後、牛乳にプロテインを溶かして飲んでいましたが、今は水にプロテインを溶かし、水筒に入れて会社で夕食代わりに飲んでいます。プロテインを飲むタイミングとしてゴールデンタイムと言われている時間帯があるのですが、運動後30分以内に摂取するのが効果的とされています。運動をしていない私の場合、仕事中や仕事終わりに飲むのが良いのではと思っています。
プロテインを水に溶かして飲むメリットとしては牛乳に含まれる脂肪分を摂らなくて済むと同時に乳製品を摂取した時に発生するガスがお腹に溜まりにくくなります。ゴクゴク飲めるので牛乳で飲むのはチョット重いと感じる方は水に溶かして飲むのもありです。夏場は水の量を調整して氷を多めに入れて置けばいつでも美味しく飲むことが出来ます。ただし、味的には甘さも控えめにアッサリするので薄く感じる方もいるかも。ちなみに乳製品を含む液体は水筒での携帯は液体漏れや腐敗の問題から推奨されていません。
プロテインを水で溶かして水筒で携帯すると、いつでも気軽にプロテインを摂取できますが、満腹感は半減します。ただし、ホエイプロテインは牛乳由来の物なので、水筒は使用後時間が経つと独特の臭いが出てきます。水筒が空になったら、なるべく早く洗った方が良いでしょう。
プロテインは高齢者にもお勧め?
我が家では両親もプロテインを飲んでいます。高齢者はどうしても運動量の減少とともに筋力も衰えてくるので、効率よく筋肉をつけ筋力維持をする努力が必要です。適度にプロテインを摂取することで筋肉の減退を予防し、健康維持に役立つと思います。両親は買い物やガーデニング作業、散歩など体を動かした後や寝る前に軽くコップ一杯飲むようにしているようです。ただし、内臓に負担がかかる恐れがあるので飲み過ぎには注意が必要といわれています。
父はコーヒーやココアなどが苦手で、飲めるフレーバーが限定的なのでハイクリアープロテインのようにフレーバーが豊富なプロテインは有難い。今回は外れのない、鉄板フレーバーでお試しです。次回はまた違ったフレーバーを試してみて家族で飲めるフレーバーを探してみたいと思っています。
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