QC（品質管理）検定3級を受験するにあたり、電卓を購入しました。実は電卓はすでに数個持っているのですが、QC検定3級の受験に持ち込み使用できるのは√付の一般電卓のみなのです。便利機能満載のものや携帯アプリなど通信機能なのが付いている機器も持ち込み使用できません。
今回の受験にあたり新たにトップバリューのPB商品の電卓を購入したのですが、実は100円ショップでも購入しました。ですが100円ショップで購入した電卓は背面がフラットじゃなく、使用中にガタガタと動いてしまい使いにくかったのと、ボタンを押したときの手ごたえが悪く早打ちには向きませんでした。結局買い直すことにし、同じ轍を踏まないよう、ある程度の金額を払ってでも確実に使えるものを購入することにしました。
使いやすさの条件、まずは電源。ソーラー式の電源のみの物は、光量が足りないと数字の表示が薄くなったりして使いづらい状況がありました。ソーラー式と電池式のハイブリッドが経済的で安心です。次にサイズ。大きさも試験場の机の広さなどを想像すると大きなものは邪魔になってしまうと思いました。大きくてもはがきサイズ位までかな。実際、試験は地元の大学の教室で行われたのですが、机は狭く解答用紙よりも奥行がない上、机と椅子の間も狭いのでとても窮屈な状態での受験となりました。しかしながら2級以上の受験であれば早打ちが必須となるのでボタンが大きく数字が読みやすい大型のものが良いのかもしれません。そして機能性。高性能な物は必要ないのでシンプルで√付の操作しやすいもの。数字の表示は大きく12桁以上のもの。操作を安定して行えるものといったところです。電卓は各メーカーから色々なものが販売されており、価格も様々です。今回は受験のみを想定しているので、高価なものは避けたいところ。1000円以下で探しました。
実際に購入して勉強や受験で使ってみた感想としては可もなく不可もなく、平均点といったところでしょうか。価格を考えると及第点ですね。特に優れた点はありませんが、不満な点はいくつかあります。使ってみて気づいたのですが、表示された数字のフォントのせいか文字間のせいか、数字が少し読み取りにくい感じがします。ボタンもあと少し手応えがあると安心感が増すと思います。
高価格の物にはパソコンのキーと同じ機構を持つ、非常にタッチの良いボタンを備えた電卓もあるようですが、そこまでの金額をかける気にはなれませんでした。私のような”モノ好き”にはデザインや機能性も魅力的な物がありますが、それはお金に余裕があれば購入することにします。