普段、フォークリフトやプラッターなどに乗って作業しているのですが、運転経験のある人なら分かる肘の痛み。ハンドル操作やレバー操作のやり過ぎで痛くなるのもありますが、一番の困りごとと言えばプラッターに付いているウレタン製の肘パッド。このパッド部分が擦れや経年劣化でボロくなると、操作中何かに当たり肘が痛くなります。交換すればいいのですが、そこは企業の懐具合でお金をかけてくれません。対策としてウレタンパッド部分にスポンジや暖衝材で補修しています。ただ、あまり厚めのもので補修するとレバー操作の感覚が全く違ってくるので操作していて怖くなります。ですので補修も限界があります。ということで大概の人はサポーターを着けています。
色々とサポーターを試していますが、今回はダイソーのヒジ用サポーターパッド付を試してみました。筒状のサポーターの肘部分にパッドが入ったものが縫い付けられています。触った感じでは硬すぎない弾力があってなかなか良さそうです。パッド部分も大きさがそこそこあってパッドから肘がはみ出ることは無いでしょう。サイズはフリーサイズのみ。装着した感じでは細身の方でも大丈夫なくらいの装着感です。ですが、腕の太いマッチョな人には窮屈かもしれません。
表側
裏側
さて、購入後3か月ほど使ってみました。毎週5日使用し、洗濯して使用を続けた結果、2月ほどでサポート力の低下を感じ始めました。装着しても緩く感じ、激しく動かすと下がってくるようになりました。ですが肘さえ痛くなければサポーターの機能は必要ないので引き続き使用を続けました。3か月経つと流石にヤレが目たち肘のパッド部分も明らかにパッドの弾力を感じられません。パッド部分はすっかりぺったんこになっています。
パッド部分を開いてみました。どうやらパッドはスポンジだったようです。毎日の擦れと洗濯によりスポンジは粉々になり、パッドの機能を全く果たしていない状態でした。スポンジなので耐久性もそこまで高くないと思われます。
結論。使用頻度にもよりますが、毎日酷使するような状況では1～2月で買換えが必要かもしれません。ひと月で買換えはコスト的にどうなのかと思うかもしれませんが、某有名スポーツメーカーのサポーターだと3千円以上はするので、毎月100円で買い替えたとしても3年分ということになります。私はスポーツメーカーのサポーターも予備として持っていますが、ほぼ100均のサポーターをメインとして使っています。使用目的とコストパフォーマンスの観点からこのダイソーのヒジ用サポーターパッド付はリピート商品になっています。