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ヘッドホン付きVRヘッドセット GH-VRHB-BK|GREEN HOUSE


以前、ゲームセンターで見かけたスマホ用VRゴーグルですが気になって価格を調べてみました。意外と安く、これなら仮にガッカリな感じでも心のダメージが少なくて済みます。検索すると各メーカーから色々と販売されています。数が多すぎてどれにするか本当に迷ってしまいます。そこでタイプを絞って探すことにしました。タイプは大きく分けて2タイプ。イヤホンが付いているものと付いていない物です。イヤホン付きはスマホのスピーカーで聞くよりも手軽に良い音で臨場感ある音声で楽しむことができます。イヤホン無しはスマホから直接音声を出すか別途イヤホンを用意しなければなりません。その代わりに好みのヘッドホンやイヤホンで高音質な音声で楽しめます。どちらにするか好みによって分かれるところですが、私は音質にそれ程こだわりがないのでイヤホン付きで探すことにしました。この条件で改めて検索し、候補をいくつかに絞りました。そこで気づいたのですが、カラーリングやロゴが違うだけで形は全く同じ商品が色々なメーカーから販売されています。おそらく製造元にパーツのバリエーションが存在していて、メーカーのオーダーによってパーツを組んで作られている物ではないかと思われます。もしくは工場は違うがパーツの仕入れ先が同じとか。なので性能的にはどれも同じだろうと考えました。

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そうなるとここからの絞り込は簡単です。カラーリングで選ぶか、価格で選ぶかです。結局私は価格で選びました。価格の安いものの中から信頼できるメーカーを選ぶことにしました。結局、普段PCパーツなどでお世話になっているGREENHOUSEのVRゴーグルに決定。さっそく注文のボタンをポッチッとな。 パッケージは高級感もあってカッコいいですね。期待が高まります。

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実物は流石にプラスチック感いっぱいで安っぽさは否めません。まぁ価格が価格なので高い質感を求めるのはナンセンスですね。サイズはやはり大きいです。構造やピントの事を考えると仕方ない大きさかもしれません。重さはプラスチックながらそれなりにあります。使用時にはスマホの重量も加算されるので長時間の使用は首が痛くなるかもしれません。VRを楽しむときはスマホをセットするのですが、本体上部のOPENと書かれたボタンを押すと前面の半透明のプラスチックのカバーが30度ほど開きます。開口口の中にスマホをセットするための部品が付いていて、その上にスマホを乗せてカバーを閉めます。この時、イヤホンジャックがケース内に収納されているのでイヤホンジャックをスマホに刺してからスマホをセットします。

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スマホをセットすると流石に重さを感じます。このGREENHOUSEのVRゴーグルは後頭部のベルトだけではなく、頭頂部にもベルトがあり、使用中にずり落ちてしまうのを防いでくれます。頭頂部が当たる所にはパッドが付いていて安定性と快適性が期待できます。実際私が使用した感じでは頭頂部のパッドはおでこの辺りに当たっているように感じます。もう少し頭頂部に近いところに当たれば快適氏も増すと思うのですが、調整しても頭頂部まで行きませんでした。

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イヤホン部分は少しですがスライドして調節可能です。ですが、スライドするときにカチカチと何段階かに調整出来たり位置を固定するためのつまみもないので数回使用すると完全には元に戻らず少しスライドした状態の所で止まってしまいます。イヤホンのスピーカーは強い力で耳に押し当てられるわけではないので音漏れはかなりあります。使用中は手で押さえていないと臨場感も半減してしまいます。

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レンズは価格的に仕方ないですがガラスではなくプラスチック製です。汚れた際、拭き取りに注意しないと傷が入りやすく明るさもガラス程ないので画質も落ちてしまいます。額に当たる部分にはパンチング革調の生地が張られていて高級感があって良い感じです。装着感も悪くはないですが、欲を言うともう少ししっかりと中のスポンジを充填して装着感をアップして欲しいですね。スポンジの量が不足しているため、装着した際にレンズと瞼の間の距離がとれず、瞼やまつ毛がレンズに当たってしまって直ぐに汚れてしまいます。また、焦点を合わせる際もレンズと眼球の距離が近すぎて画像が二重に見えたりピントが合わない場面が多々あります。

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装着するベルトはゴム製でいつまで使えるのか耐久性がチョット心配です。

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遊ぶ場合、事前にスマホに遊びたい画像を表示させて本体にセットしなければならないので少し面倒と感じるかもしれません。セットした後に別の映像を楽しむ際も、一度ゴーグルを外し、スマホを取り出し、セットし直す手間が発生します。リモコン付きの商品も有りますが、使える代物なのか疑問です。ただ、機種によっては本体底面にあるダイヤルを短く1回押すことで電話の受け切りができたり、ダイヤルを回せば音量の調整をすることができます。

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肝心のVR対応のコンテンツですが、ネットで紹介されているものはジェットコースターものや宇宙空間で遊ぶ簡単なゲーム、360度ビューの動画などですが、正直どれも同じに見えてすぐに飽きてしまいます。大手はPR用の動画を配信しているところもありますが力はそれ程入っておらず物珍しさで作ってみました的な感じは否めないものばかりです。前回の3Dで盛り上がった家電業界でしたが結局コンテンツが盛り上がらず下火になってしまった轍を踏まないよう慎重になっているのでしょう。大手は本格参入には資金と時間がかかるためリスクを考えて躊躇しているのかもしれません。 今回のVRでは一部、オタクやアダルト方面で盛り上がりをみせているものもあるようなのでこちら方面に期待です。盛り上がって楽しめるコンテンツが増えると良いのですが。ですが価格も手ごろなのでVRを一度体験してみるのも良いと思います。 現段階では本格的なゲームのVRを楽しむには専用のハードとソフトが必要で、大変高価なものになってしまうので気軽に購入というわけにはいきませんね。

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