メルギブソンの大出世作、マッドマックスシリーズ。4作目となる怒りのデスロードはマッドマックスのシリーズ3作目、サンダードームの世紀末的テイストを引き継ぎ、バイオレンスとカーチェイスたっぷりの作品です。各方面で評価の高い本作でしたので期待値もMAX。
物語はインターセプターで放浪しているところをイモータン・ジョーを崇拝するウォー・ボーイズの襲撃を受け、シタデルと呼ばれる砦に連れ去られるところから始まります。成り行きでイモータン・ジョーの子供を産むためだけに囲われている女性たちを助けることになりカーチェイスをしながら楽園を目指します。劇中で何故放浪しているのかなどは語られず、フラッシュバックや幻覚で過去の断片をマックスが見ることで説明されています。
物語の内容はそれほどなく、派手なカーアクションとバイオレンス、出てくるキャラクターやカーデザインなど、まさにマッドなところを楽しむ作品ですね。容赦なく登場人物が死んで行ったり、吹っ飛んだりバイオレンスも派手です。何も考えずにアクションを楽しめる作品でした。
それにしても今回のマックスは喋りませんでしたねぇ。喋ってもウーンとかボソボソ言うだけ。前回までのヒーロー像とはチョット違ってるかな。