メルセデスベンツCクラスAMGスポーツパッケージプラスの購入を見送って次なる候補を検索していましたが、最近気が付いたことがありました。BMW118では両親共かなりかがんで乗降していて足腰が弱ってくるとそれも簡単にはいかない様です。ビッグセダンでも乗降時の姿勢はあまり変わらないと実車を見に行った時に感じていました。 そこで今回の買い替えではミニバンタイプの車種に絞って探すことにしました。買い替えの条件を大人4人が乗れ、4枚ドア以上、両側電動スライドドア、大きすぎないサイズ、後部座席の居住性を重視した条件に再設定。そうなると当然と言えば当然ですが、HONDA FREEDとTOYOTA Sientaのガチンコ比較となります。早速実車を比較体感しに行ってきました。
ホンダフリードは先月新型が登場したばかりです。顔つきも精悍になりホンダのキャラクターを踏襲したデザインになっていました。スタイルは若干サイズアップしたもののキープコンセプトで大きな変更はないようです。
インテリアは質感が大きく上がって先代に比べチープさが改善されています。ホンダセンシングを搭載したモデルも選択でき、FFか4WD、ガソリンかハイブリットと選択の幅が広がっています。また、先代のスパイクタイプがフリードプラスというネーミングでラインアップされています。フリードで魅力に感じた点は2列目のシートがキャプテンシートであるという点です。シートは大きくスライドし、リクライニングもできるうえ左右の肘置きでリラックスできます。シート形状が1列目と同じで体のホールド感も良く疲れにくそうに思います。
マイナス点としては3列目が左右跳ね上げ式で荷室がシエンタに比べ解放感と容量が少なくなってしまう点です。ただ、3列目のシートはシエンタに比べ厚みもあって座り心地にアドバンテージがあります。個性を出したい人はエアロを追加すると、より精悍さが増し印象がかなり変わります。
トヨタシエンタは去年発売開始されたモデルで個性的なデザインが賛否両論のようです。実際、私も初見は「何だ?」と驚きましたが見慣れてくると違和感もなくなってきました。
インテリアはフリードよりも質感があり、オレンジのアクセントが効いたモダンな印象で好感が持てます。ですが、シエンタは2列目シートにキャプテンシートの設定がありません。セパレートシートですが平面的なシートがくっついていて、ウォークスルーもできません。
荷室は3列目が2列目シート下にダイブインするので解放感抜群で大容量なのが凄く魅力的です。ただ、3列目シートはエマージェンシーシート的でシートは薄いかな。
今回は2列目シートの乗降しやすさと居住性が最重要条件ですので、HONDAフリードに軍配が上がりました。後発で安全機能もシエンタより精度の良いものが装備されていたり、モデルの選択肢が多かったりと有利ですが、価格はやはり高め。TOYOTAシエンタも魅力が多い車でどちらも良く売れている理由が実感できました。因みにホンダフリードにエアロなどオプションを追加してインターネットで簡単に見積もりしてみました。かなり格好良くなりますが小型のカテゴリの車が300万円・・・。
今回かなり迷いましたが候補から外した車種としてホンダN-BOX、ホンダオデッセイがありました。Nボックスは軽自動車でコスパも燃費も良い上、電動スライドドア、室内もかなり広い!ですが、フリードに比べ後部座席の居住性という点でリクライニングやシートに不満がありました。
オデッセイは2列目のオットマン付きシートの座り心地は最高!電動スライドドア!低床!本当に高級感もあり良い車でした。ただ、価格が・・・あと、サイズ感も私には大きすぎました。
さあ、いよいよ車種も決まったので本格的に検討に入りますよ~。