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鹿児島・宮崎の旅

¥0価格

鹿児島県の霧島神宮に日帰りドライブしてきました。昔、鹿児島に来た際に食べた鯉料理が美味しかったのを父が思い出し、帰りに食べたいと言い出しました。早速、検索しましたが昔のお店は見つからず、仕方なく帰路の途中にあるお店に寄ることになりました。検索の結果、泉の鯉がヒット。雰囲気も良さそうです。全員一致で決定しました。ナビに目的地を設定してGO! ナビに従って走ります。目的地周辺でナビ終了。目の前に箸を渡ってすぐの看板発見。早速車を停めて周囲を見て回ると・・・なんか雰囲気違うような・・・。でも鯉いるし、料理屋みたいだし・・・。まぁ入ってみるかぁ・・・。
店に入ると年配の女性たちが暖かく迎えてくれました。席に案内してもらい、お目当ての鯉こくと鯉の洗いセットにお勧めのマスの塩焼きを付けてもらいました。しばし眼下を泳ぐ鯉を眺めながら料理を待ちます。
そうこうしていると、料理が運ばれてきました。福岡・北九州周辺で提供される様式と少し違っています。鯉の洗いに盛られているツマが大根じゃない、氷が敷かれていない。このお店では酢味噌で頂くようです。醤油で提供されるお店もありますが、私は醤油より酢味噌の方が好みですね。そして酢味噌には柚子胡椒ではなく、ワサビを入れるのは大きな違いでしょうか。ここで一番驚いたのは鯉こくの提供のされかたです。通常お椀に一杯がセットになっていると思いますが、この辺では鍋にたくさん入った状態で提供されるようです。
鯉の洗いは氷が敷かれていないので冷たくはなく、みずみずしさとコリコリ感が若干物足りない気がします。鯉の皮は湯通して冷水でしめているタイプではなく、生で提供されています。その為、コリコリした食感を期待していたのですが、コリコリ感はなく、少し癖がありました。洗いに盛られているツマの芋の茎?はなかなか良い感じです。
マスの塩焼きは、そのまま背びれ側をかぶりつきましたが、塩辛く失敗。塩を皮ごと剥いで身を食べます。やっぱりこの食べ方が正解でした(^_^;)
鍋ごと提供された鯉こくは魚卵がたくさん入っていて美味しい。身はもう少し煮こまれたほうが好みかな。味噌は甘口で少し薄目、生姜が沢山入っていて後味に生姜の味が残ります。鯉こくは一人三杯は楽しめました。満腹。
店舗内は素朴な民家風。家庭的な雰囲気満載です。生簀には沢山の鯉が泳いでいて、食用と鑑賞用に分かれているようです。
食事も済んで次の目的地、天岩戸神社へ出発。お店に来た方向と反対側にも道があるのでそちらへ進むことにしました。すると鯉料理の幟が多数。ここで気づきました。そうです、泉の鯉は今私たちが居たお店の少し先だったということにΣ(・ω・ノ)ノ! ナビ・・・看板・・・(T_T) 私たちが食べたお店は霧島養魚センターでした。目的のお店とは違いましたが、これも旅の醍醐味ですね。
天岩戸神社へ向かう途中、山越えの道で山頂から雲が下りてきて幻想的な風景の中を走行。無事天岩戸神社に到着しましたが、真っ暗で何も見えない(T_T) お参りだけして帰路につきました。帰りはナビに従って走行・・・ですが、霧と雨の中、細く真っ暗な山道をひたすら走ることに。すれ違う車もなく、そのうち車一台がやっと通るような山道をひたすら走ることに。真っ暗な道にはドライアイスのように湧いたような霧、加えて雨が降り、テレビでよく見る恐怖体験の再現ドラマのような雰囲気。絶対一人では耐えられないような道をひたすら走りました。やっとの思いで大きな道に出たときはホッとしました。
一旦熊本まで行き、高速のインターを目指します。熊本ではいつも味千ラーメンに立ち寄るのですが、今回は濃厚醤油とんこつラーメン馬力屋さんに決定。濃厚なスープが売りのラーメン屋さんのようです。ですが、濃厚系は得意じゃないので、あっさり馬力スペシャル750円をオーダー。麺は中太麺。かためを頼みましたが、中太麺は普通が良いですね。細めんのかわり玉に心揺らぐもお腹が一杯で断念。スープはあっさりを選んでも、普通のスープより濃いかな。煮卵、チャーシュー美味い。ネギが味に変化が出て良い。海苔は二枚くらいでいいかな。
お腹も満たして、我が家に向けて高速を安全運転で帰ってきました。疲れたけど、それなりに楽しめました。

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