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超音波洗浄器のベストセラー CITIZEN SWT710 購入

¥7,573価格

今回はCITIZENの超音波洗浄器 SWT710 を購入しました。ずっと欲しいなぁと思っていて、amazon の欲しいものリストに長い間入ったままになっていました。長い間リストに入れたままになっていたのには訳がって、一つは価格。日本メーカーという事もあり外国製メーカーの商品より価格は高め。類似品がたくさんあって、他製品と比較するのも大変でした。

 

二つ目が販売開始からの期間。amazon での取り扱い開始日が2015年12月7日となっています。つまり、販売開始から7年経った製品という事です。流石にモデルチェンジするんじゃないかと買い控えしていたという訳です。では、なぜ今購入したのか、それは単純に我慢できなくなったからです。それと、他製品と比較しましたが、性能的に満足できる製品が他になかったからですね。

 

CITIZEN SWT710はメガネも洗浄できる大型洗浄漕に2つの振動子を搭載しています。一般向けの超音波洗浄機としては大型の洗浄漕は、洗浄漕内径寸法:幅約18㎝×奥行約87㎝×高さ約58㎝/容積約800ml、上限基準線:約650ml、下限基準線:約200mlとなっています。2つの強力な振動子から発生する気泡による洗浄力が特徴です。

 

汚れを落とす仕組みは、強力な2つの振動子による超音波の振動で、水中に目に見えない気泡(キャビテーション)を無数に発生させます。その気泡(キャビテーション)のはじける瞬間にでる衝撃波が、手の届かない微細なすき間の汚れを粉砕し落とすという訳です。

振動子が洗浄漕の両端に搭載されているので、レンズとフレームの隙間の汚れもしっかり落としてくれます。

 

メガネ・貴金属・歯ブラシ・リテーナー・入れ歯・腕時計の金属バンド・電気カミソリ刃・万年筆のペン先、など色々なものを洗浄できますが、洗浄できないものもあります。

 

べっ甲、象牙・石材・木製品、防水型を含む腕時計本体、コンタクトレンズ、宝石、偏光レンズ付サングラス、プラスチックレンズ、キズや剥がれなどがあるものなどには使用できません。

 

腕時計は専用のバンドホルダーが付属しているので、腕時計本体を水に浸けずに洗浄することができます。アクセサリーなどは専用カゴを使って洗浄します。

 

操作はタッチパネルで、防水性と耐久性に優れています。青色のデジタル表示で視認性もいいですね。
タイマーはカウントダウン式で、60秒、120秒、180秒、240秒、300秒の5段階から選択可能です。

 

本体の温度が上がりすぎた場合は自動で電源がオフになるサーモスタット搭載で、過熱による故障を防いでくれるので安全です。連続使用する際、本体の温度が上がったら一旦使用を止めて温度を下げてから使うようにします。

 

残念ながら洗浄槽は取り外せませんが、1.5mある電源コードは脱着式になっているので、比較的排水は楽です。収納時は洗浄槽に入れておけばコンパクトになりますね。

 

実際に洗浄する前にキャビテーションの効果を実験で確かめてみましょう。アルミホイルを15✕4cmにカットします。カットしたアルミホイルを静かに洗浄槽に沈めます。スイッチを入れて5分間動作させます。アルミホイルに無数の穴が空き超音波洗浄の威力を確認できました。

 

超音波洗浄の威力も確認できたので、さっそく洗浄してみましょう。
まずは定番の眼鏡から。
メガネは鼻あて部分に埃や皮脂が溜まりやすく、掃除も面倒です。この汚れを洗浄するために購入したと言っても過言じゃないです。

 

タイマーを300秒、5分にセットしてスタート。ほとんど落ちていますが、鼻あて根本の汚れが少し残っています。皮脂と汗が溜まりやすい場所なので、こまめに洗浄する必要がありそうです。

 

次に腕時計のバンドを洗浄してみます。毎日腕に巻いているナイロン製のバンドで、織目に皮脂や埃が溜まりやすいんですよね。

結果は超音波洗浄機だけでは落ちませんでした。洗剤を入れて再チャレンジ。汚れは浮きますが落ちるまでには至りませんでした。ブラシ等で仕上げ洗いが必要ですね。

 

昔使っていたシルバーのアクセサリーを洗浄してみます。レリーフのすみやチェーンの繋ぎ目の汚れが落ちました。小さい部品や部品の隙間の汚れを落とすのに便利ですね。

 

電気髭剃りの刃を洗浄してみます。刃にこびり付いた皮脂はとれないですね。ブラシを使う必要がありそうです。ただ、細かい髭はきれいに除去できています。

 

いかがでしたか?仕事で使っている工業用の超音波洗浄機に比べると可愛そうですが、家庭用としてはマズマズではないでしょうか。

最後に、実はこのCITIZENの超音波洗浄器 SWT710、Amazonで購入したんですが、2個目なんですよね。1個目は蓋にクレンザーで傷を消したような跡が広範囲にあってスリガラスみたいになってたんですよね。傷が広範囲だったので交換を希望しましたが返金扱いとなり、再度購入の手続きをしました。

 

何日かして2個目が届きましたが、ボディには浅いですが長めの傷が数か所、細かい傷も多い上に洗浄槽には水滴の跡のようなものがあり、ボディ側面には黄色い液体が固まった筋状のものが2箇所。

2個とも明らかに返品されたリビルト品なんですよね。
まず、日本の品質基準では落とされるクオリティです。
結局、これ以降は面倒くさくなって返品処理はしませんでした。

 

日本のメーカーで販売がamazonでも品質を気にしないといけないのかと思うとガッカリですね。日本のメーカーでamazonが販売する商品ということで信頼してたんですが、品質管理には疑問が残る結果となりました。

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