玄海 若潮丸で海鮮料理食べてきた

久しぶりに新鮮なお魚料理を食べたくなり、チョット足を延ばして福岡県宗像市の玄海若潮丸に行ってきました。なんでも漁師歴40年の漁師さんがオーナーらしいです。新鮮な鐘崎活イカや地の魚を頂くことができます。
実は道の駅むなかたに行くときに前を通り過ぎていたのですが、いつも駐車場が満車で人気のあるお店なんだなぁと思っていました。お店あるあるで、気になってはいるけども通り過ぎるだけで何故か入店したことがない、入る機会がなかった、そんなお店です。
今回は数人の知人から勧められたこともあり、以前から気になっていたお店でもあるので一度行ってみるかと話がまとまりいざ出陣と相成りました。

 

ドライブにも丁度いい距離と景観

北九州市から国道3号線から国道495に乗り換え宗像市方面へ車を走らせます。途中、木に覆われ木漏れ日がキラキラ差す直線を通り、山を越え気持ちよくドライブ気分でおしゃべりにも花が咲きます。ちょうど道の駅むなかたの案内板が見えてくる付近に食事処が数件並んでいます。若潮丸は一番宗像寄りにお店があります。

 

漁師さんのお店って雰囲気がでています
お店の入り口は過剰な演出もなく落ち着いていてなかなか良いです。看板は気取らない漁師料理って雰囲気の看板ですね。目利きの漁師が美味い物出してます的な感じがビンビンします。

 

掘りごたつ式の席で定番メニューを頂く
この日は予約を入れていたのですんなり入店し、掘りごたつタイプの部屋に通されました。掘りごたつ式の席は落ち着きます。

席についたら早速メニューを確認。メニューはいろいろありますが、やっぱり安定の人気メニューから玄海定食にしました。お料理の内容は小鉢、刺身、茶碗蒸し、天ぷら、サラダ、ご飯、汁物、香の物の8品。定食としては定番のラインアップですね。

メインの刺身はしっかりその魚独特の味が感じられて美味かった。やはり新鮮な魚と目利きの賜物かな。天ぷらも熱々サクサクで提供されていました。天ぷらはやっぱり天つゆにサッと浸けてサクッと頂くのが美味いですよね。和食の定食の定番なのかな、茶碗蒸しは好物の一つなので嬉しいです。熱々をザックリかき混ぜてツルっと頂きました。小鉢は大根とアサリの煮付でした。小鉢と香の物は食事の間のマッタリ時間にお茶のお供としていただきました。定食全体の感想としてはお腹いっぱいのチョット手前くらいの満腹感で丁度良かった。ですが、定食なので仕方ないですが、お魚を期待しての来店なので魚介類が刺身だけとはチョット寂しい。

 

単品料理も豊富

刺身が充実したメニューの刺身定食と迷ったのですが、足らないなら追加すればいいじゃないか！というわけであら炊きを注文。今回は鯛のあら炊きでした。ここで葛藤、あら炊きのほほ肉は食べたい、でも頭は苦手。箸は伸ばしましたが、結局頭担当に譲ることにして胸びれの部分を頂きました。しっかり煮付けられていて身はホロっと骨から外れます。鯛の淡白な白身に味がしみていて旨い。あっという間に全員で完食しました。

 

鐘崎といえばイカですよ

そしてやっぱりイカは外せないでしょう。玄海定食の刺身にも入っていなかったので追加注文しました。イカは活きイカを刺身にしているので身は透明感がありイカのコリコリとした歯ごたえを楽しめます。鐘崎活きイカ造りとメニューにあるので近くの鐘崎漁港で水揚げされたイカだと思います。鐘崎のイカは地元では有名です。九州でもそこそこ知られているんじゃないでしょうか。ということでイカの美味さは折り紙付きです。

活きイカをさばいているので当たり前ですが、目がキラキラしていて新鮮さが分かります。よく見るとイカのゲソも模様も動いていました。
刺身を完食した後、定番の後料理、ゲソは天ぷらにしてもらえます。ゲソの天ぷらが到着後、写真を撮る間もなく完食されてしまった。
玄海若潮丸は旬の美味しい魚を比較的リーズナブルに味わいたい方や、他県からのお客様に安くて美味しい魚料理でもてなしたいときに丁度いいかもしれませんね。ただし、予約しておくことをお勧めします。