巨大生物に支配されたとある惑星を舞台に、奴隷として扱われていた小人族が独立するまでを描いたSFアニメーション。
S・ウルの名作『オム族がいっぱい』を基にしたSFアニメ。巨大生物に支配され、人間が虫けらのように扱われている惑星での出来事を描く。カンヌ映画祭特別賞受賞。
監督・脚本: ルネ・ラルー
原作: ステファン・ウル
撮影: ルボミル・レイタール/ボリス・バロミキン
音楽: アラン・ゴルゲール
声の出演: ジェニファー・ドレイク/シルヴィー・ルノワール/ジャン・トパール/ジャン・ヴァルモン
ファンタスティック・プラネット
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Review
この手のカルト的作品に興味のある方なら一度はどこかで見たことあると思います。ビジュアルが強烈で内容が気になります。絵本のようなタッチと色調で、ファンシーな内容なのかとも思いましたが、よく見るとなんか違う・・・。各方面で紹介されていて気にはなっていましたがフランス映画ということで何となく見ていませんでした。でもこの作品、資本はフランスですが、チェコ・アニメの名匠イジー・トルンカのスタジオで製作されたものなんですね。カルト臭プンプンです。
物語は巨人の生命体に人類が虫けら扱いされていたが、知識を得て巨人の弱点を見つけ出し反撃するという内容だけど、そのプロセスや出てくるクリーチャー、アイテムなどが奇妙でなかなか入り込めないかもしれません。ビジュアルは絵本なのに内容はけして子供向けではないギャップに驚きます。
よほどの映画好き、カルト的な作品を見たいと思っている人以外にはお勧めしないかな。