アメリカが最も恐れた危険なオヤジたち
ブルース・ウィリス&豪華キャスト競演の痛快アクション・エンターテイメント
ブルース・ウィリス主演&豪華キャストで贈る、ゴールデングローブ賞作品賞にもノミネートされた劇場大ヒットの痛快アクション超大作!
主演のフランクにはブルース・ウィリス、《RED》のメンバーとして、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンら超豪華キャストが終結!現役CIAのハイテクを駆使した攻撃を、知識と経験で凌駕する元敏腕エージェントとして、武器、弾薬を手に暴れまくります。さらに、カール・アーバン、ブライアン・コックス、ジュリアン・マクマホン、レベッカ・ピジョン、ジェームズ・レマーといった多彩なキャスティングに加え、「ポセイドン・アドベンチャー」などの名優アーネスト・ボーグナインと「未知との遭遇」のリチャード・ドレイファスというアカデミー賞受賞の演技派2人も参加。総勢12人のスターが終結し、白熱の競演を繰り広げます。
監督は、大ヒットサスペンス『フライトプラン』でハリウッド・デビューを飾ったロベルト・シュヴェンケ。製作は、「トランスフォーマー」シリーズ、「ソルト」など、近年の大ヒット・アクション超大作をプロデュースしたロレンツォ・ディボナヴェンチュラが担当という鉄壁のスタッフィング!ハリウッドのトップ・アクターたちのベテランの魅力を満喫できる、痛快アクション・エンターテイメントを是非、お楽しみください!
フランク・モーゼズは、アメリカ政府からの年金で、静かな引退生活を送る50代の独身男性。唯一の楽しみは、年金課の担当であるサラとの電話での会話だった。ところが、そんなある夜、謎の襲撃を受ける。フランクは、元CIAのトップエージェントで、かつて関わった極秘任務が原因でCIAから抹殺命令が下されたのだった。フランクは身の危険を感じ、自分と繋がりのあるサラを守るため有無を言わせず職場から拉致し、かつての“仲間”たちの下へと向かった。かつての仲間たちとは、CIAからコードネーム《RED》(引退した超危険人物)と呼ばれる元一流のスパイたち。さらに、元 MI6の美人スパイやかつての仇敵旧ソ連のスパイも加わり、恐ろしく、強力なタッグができあがった!
現役CIAがハイテク技術を駆使して守ろうとする巨大な陰謀に対抗するREDたちオヤジ集団。知識と経験を武器に真相に近づいていくのだが、事態はとんでもない展開に・・・。果たして彼らは真相をつかむことができるか?
RED|ロベルト・シュヴェンケ
Review
スカッとするアクションものはないかと探していたら見つけました。ブルース・ウィリスが出演していることだし間違いないかなと視聴を決定。出演者も豪華で期待が膨らみます。主人公のフランクは年金係のサラと電話で話すことを一番の楽しみにしているリタイヤおじいちゃん。しかしある日、ある作戦に参加した元CIAを口封じに殺す指令が出たことによりサラや元同僚を巻き込んでの騒動に発展していきます。
DCコミックスの同名グラフィック・ノベルを、実力派ベテラン俳優陣の豪華競演で実写映画化した痛快アクション・コメディという事らしいのですが、場面転換の時なのどにアメコミっぽいカットが入りアメコミ好き的に盛り上がります。MARVELとは毛色の違ったヒーロー像で生身のお爺ちゃん、お婆ちゃんが大活躍!マシンガンやロケットランチャーをぶっ放し、スナイピングの最中に昔の恋話なんかをしたりします。昔敵同士だったソ連時代のスパイとの因縁や人間関係が徐々に分かっていく仕掛けも粋でクールです。年季の入った演技とセリフに痺れます。
主演のブルース・ウィリスはダイ・ハード以来、やっぱり巻き込まれ型のアクションが最高に似合うんですね。ジョン・マルコヴィッチの壊れたキャラは相変わらず健在で納得のキャスティングです。そしてこの手の映画にモーガン・フリーマンやヘレン・ミレンが出演するなんて珍しい。でも、これが凄くカッコいいんですよね。
オーシャンズやエクスペンダブルズのようなドリームチームの映画の中では出演者が多少少な目ですが、ド派手な演出やスタイリッシュな感じ、演技の深さにキャスティングの意外性はREDが頭一つ抜けています。オーシャンズやエクスペンダブルズに比べ知名度は低いと思われますが、オーシャンズやエクスペンダブルズに引けを取らない痛快娯楽アクションの作品です。レッドはお勧めできる作品です。続編のREDリターンズもあるらしいのでチェックしてみて下さい。