一歩先を行くゲーミングオーディオ
ゲーマーは没入感のあるオーディオを求めています。理由はもちろん、自分たちがプレイをするゲームには、優れたサウンドデザインが用いられているため。G433はきわめて軽い快適な設計でありながら、耐久性にも優れ、傑出したオーディオ パフォーマンスを発揮します。
DTS HEADPHONE:X
DTS Headphone:Xサラウンド サウンドで、壮大な7.1サラウンド サウンドをお楽しみください。精確なゲーム内の空間認識が得られ、忍び寄る敵の音や特殊能力の前触れを明確に聞くことができるようになります。各方向のチャンネルは、Logicoolゲーム ソフトウェア(LGS)でカスタマイズできます。ゲームごとに別々のサウンドプロファイルを作成することも可能です。DTS Headphone:Xを有効にするには、同梱のUSBデジタル オーディオ コンバーター(DAC)でパソコンに接続する必要があります。
PRO-G™オーディオ ドライバー
ハイブリッドメッシュ構造により、重厚な低音と透き通った高音をほとんどひずみなく鳴らします。また、ドライバーの背面にアコースティックポートを搭載しているので、よりダイナミックで広がりのあるサウンドを楽しめます。
軽量性と耐久性の両立
軽量なガラス繊維強化ポリカーボネート、ステンレススチール、TR-90ナイロンを採用することで、わずか259gに仕上げました。スポーツタイプのメッシュ製イヤーパッドは、ほどよい締め付け感でしっかりとフィットし、通気性も抜群です。一つ違った肌触りを、という方のために、マイクロファイバー製のイヤーパッドも同梱されています。
高品質のボイスチャット
マイクロポップ フィルターを搭載したノイズキャンセリング ブームマイクが搭載されているので、ストレスなくコミュニケーションやチャットを楽しめます。G433はDiscord認定を受けており、非常にクリアな通信パフォーマンスを保証します。
さまざまなプラットフォームに対応
パソコン、PS4®、Xbox® One、Nintendo® Switch™、スマートフォンおよびタブレットに対応。同梱の2本のオーディオケーブルを使い分けることで、ほぼすべてのゲーミングデバイスと接続し、最適な性能を発揮できます。
取り外し型、交換可能
必要なすべての機能を搭載。しかも、各機能を自由自在にカスタマイズ可能。パソコン・コンソール用ヘッドセットから、モバイル・通常使用のヘッドフォンへ素早く切り替わります。いつでもどこでもゲームを楽しめる、フットワークの軽いヘッドセットです。
ホームページ:logicool
ゲーミングヘッドセット G433|logicool
Review
特にこだわりはないけどヘッドセットを買い足しました
ヘッドフォンはPanasonic RP-WF7H コードレスを使っていました。7.1chデジタルワイヤレスサラウンドヘッドホンで、薄型フラット トランスミッターによりジャンルに最適な設定で楽しめます。長年愛用していましたがCPゲームをしていて敵の位置が掴みにくく感じ、ゲームは昔仕事で使っていたヘッドセットでプレイしていました。かなり高音よりですが敵の位置や撃たれた方向などの把握が少し改善されました。まぁゲームもあまりプレイしないし音楽も車やお風呂以外では聞かなくなったかな。一人で出歩いたり電車に乗ることもなくなったから。音にそれ程のこだわりもない私なので、特に不満はなかったのですがヘッドセットを買い換えました。理由はOSをアップデートしたらブラウザやチューナーを操作するたびにサウンド設定が勝手に変わってしまいスピーカーから音が鳴ったりヘッドホンから音が出なくなったりするようになったからです。原因は分かりませんが、USB接続だと大丈夫そうなのでこの際使うヘッドホンを1本にしようと思い買い足しました。
豪勢な箱に入ってますねぇ
注文して数日で届きました。パッケージのカバーはイケメン君ヴァージョンと商品イメージヴァージョン。シックなグレートーンで商品のカラーが引き立つようなデザインになっていますね。高級感があってポップすぎないデザインは好みです。Gシリーズのパッケージはジッパー加工された部分を点線に沿ってピリピリと破かないと開封できないようになっていますが、G433のパッケージそうでした。まさに開封の儀ですね。
パッケージのカバーをとると艶消しの黒にブルーのGのロゴ。厚手の紙で化粧箱は高級感があってカッコいいですね。まぁ、パッケージは捨てちゃう派には豪華すぎるゴミなんでしょうけどね。
扉タイプのふたを開けるとプラスチックでカバーされたG433の本体が出てきました。箱の中なのにプラカバーでカバーされてるんですね。箱の中で商品が暴れるのを防ぐためでしょうが正直過剰パッケージ感はあります。プラカバーとG433本体を取り出すとまだ何かありますね。パッケージも相当こだわった作りになっています。G433がゲーミングヘッドセットという事もありますがブランドイメージを高めるためにどのくらいのコストがかかっているんでしょうね。気になりつつ中の箱も開けていきます。
なんか色々入ってました
箱の底には取扱説明書、保証書、保証規定、取り外し式マイクブーム、コンソール/PCケーブル別々のマイクおよびヘッドフォン ジャック用PCスプリッター、モバイル ケーブル、マイクロファイバー製イヤーパッド、収納袋が入っていました。追加で買わないといけないものはないのですね。キャリーケースは必要なのかなぁ・・・正直微妙です。なんか別の使い道があるでしょう。替えのイヤーパッドは嬉しいですね。
G433の詳細を見ていきましょう
特に凝った造形はしてませんが逆に飽きも来ないし子供っぽくなりすぎていないのが好印象です。そしてG433はゲーミングヘッドセットなのでマイクブームを取り付けられます。マイクブームを取り付けるとこんな感じです。このマイクブームは脱着式なので普段ボイスチャットなどやらない私には超便利。マイクブームって普段使わないからPC作業中や動画視聴中には邪魔になるんですよね。
G433の本体は全体がメッシュ状の生地で覆われていて小傷などは付かないでしょうが、けば立ったり汚れが付くなどの対策が必要かな。ハウジングはメッシュ生地で覆われていて柔らかそうですが硬質なプラスチックに張り付けているだけなので流石に硬いです。ハウジングにはプラスチック部分残す形でGのロゴがあしらわれています。主張し過ぎずいい感じ。
ヘッドバンドは艶消しのプラスチック製。ここはチョット安っぽく感じる部分ですね。もう少し質感を高める処理が欲しかったところ。小さくGのロゴやG433の型番が質感の処理分けでデザインされていたりします。強度はどうなんでしょう・・・必要十分ってところでしょうか。ヘッドバンドは装着したときにフィットするように柔軟性があります。ヘッドバンド裏にはクッションが付いているので頭頂部に当たっても痛くなりにくい。ここもメッシュなので蒸れません。
ジャックの差込口はマイクブーム(画像下方)と各種ケーブルジャック(画像上方)の2か所。同色のプラスチックで私が購入した赤でも目立ちません。
ハウジングは根元から約100度回転するので装着した時のフィット感にも貢献している気がします。ちょっと用事で頭から外すときはハウジングを回転させて首にかければ邪魔になりません。これはモバイルなどで外に持ち出すときに便利ですね。まぁ私は外で使うことはないですけどね。
付属していた追加のイヤーパッドはマイクロファイバー製。密閉度は上がりますが長時間の使用は蒸れるかな。マイクロファイバータイプはメッシュタイプに比べ薄い気がします。どうやって装着するのかな。チョット無理しないと装着できなさそうなんだけど・・・。
専用のGaming Softwareをインストールすれば好みの音質にチューニングもできます。あらかじめチューニングされたセットもあるので私のように拘らないのであればボタン一つで音質を選ぶこともできます。G433はサラウンドにも対応しているのでDTS7.1も選べます。広がりのある音響でゲームや映画を楽しめます。細かい設定はできませんが、私のは十分な機能です。名前を付けて設定を保存することもできます。
ゲームや映画を試してみると
ゲームはPUBGを少し試しました。聞こえ方が全く違ってしばらくは戸惑いました。確かに敵の足音とか聞こえやすいかな。レビューで書かれているような細かな方位の把握はできませんでしたが、慣れもあるのかな。ゲームも映画もDTS7.1は音の広がりがある分、聞きづらいと感じる場面がありました。テレビ番組やYouTubeはサラウンドをOFFにして使っています。音質は高音が強いかな。こればかりは好みもあるし私は音にそれほどこだわりもない、ゲームもやり込んでいないのであまり参考にならないと思いますけどね。
音漏れは密閉式の革製イヤーパッドなど本格的なヘッドホンに比べると若干大きめかな。まぁ許容範囲。装着感は2~3時間なら使用中に耳や頭が痛くなることはなかったです。メガネなどをかけて使用すると仕方ないですけど痛くはなります。それでもガッチリ強めのヘッドホンに比べると痛くならない方だと思います。ちなみに私は頭のはちが小さい方なので、頭のはちが大きいよって方は締め付けが強くなる分、痛くなるのが早かったり痛みが強かったりするかもしれません。できることならば一度試せるところか知人に頼んで装着感を確かめた方がいいですね。気軽に買いかえってわけにはいかない値段ですし。
G433の総括として
定価で購入するのは正直高すぎるかな。一万円を何とか切った価格で購入しましたが、もう少し安ければなぁ。全体としては満足してるんですが、やっぱりヘッドバンドの質感が安っぽい。一番ガッカリというか、なんだよ~と思ったのは色ですね。商品画像ではかなりビビッドなレッドというかスカーレットなのですが、実際はワインレッドに近い色でした。それでもハウジング部分はスカーレットに近いかな。ヘッドホンはいつも黒だったので今回は思い切って派手なヤツにしようと思って赤にしたのでなおさらって感じですね。音楽や映画を高音質で聞きたいならそれ用のヘッドホンを買った方がいいかな。ソフトでチューニングできるといっても元々ゲームに最適化されたものなので限界がありますから。同じ価格帯で高性能の専用のものがたくさん出てると思います。雑音については、まぁこれは仕方ないですがヘッドセットのケーブルが衣服に当たるとゴシゴシ、ザラザラという音がして敵の足音と勘違いして反応してしまいます。この音が嫌ならコードレスにするしかないですが、何事にも一長一短ありますからね。
1年使ってみた感想
購入してから1年が過ぎました。ほぼ毎日3~10時間ほど使用しています。丁寧というほど慎重には扱っていませんが、荒っぽい使い方はしていない状況下で未だ問題は発生していません。ケーブル類のヤレや断線もなく、断線しやすいケーブルの根元付近も問題ありません。接続不良もないですね。頭頂部およびイヤーパッドも破れ、変形、ヤレもなく快適に使えています。心配だったヘッドバンドやハウジング、ジョイントのプラスチック部品の耐久性も割れや劣化は見られません。
購入したカラーは色褪せしやすい赤ですが、ほぼ室内の使用なので目立った退色は見られません。音質もマニアでない限り変化は分からないと思います。普段から爆音、高低音を強調した音質などでは使用いていないので、異様環境によって劣化具合は違ってくるとは思います。ずっと耳に当てた状態で使用するものなので湿気や埃でハウジングが錆びたり動きが悪くなったりすることもあるので、時々軽くメンテナンスはした方がいいかも。
2年使ってみた結果
寒気の流れ込みによる記録的な冷え込みの中、アクシデントにより暖房が使えない室内で使用しようと頭にセットしようとしたらヘッドバンドが「パキッ」という音と共に真っ二つに割れました。見た目には経年劣化は感じられなかったので、恐らく室内温度が低すぎてプラスチックの柔軟性が低下していたのだろうと考えられます。
一応修理を試みましたが、プラスチックの材質のせいか接着剤がうまく固まらず失敗。結局修理は諦めました。ちなみに分解して構造を確認してみたらヘッドバンドの裏は割れにくくするような工夫は特にありませんでした。バンド裏にスリットやフレキシブル構造はなく、エッジは「コ」の字状になっているのでバンド部分の柔軟性の限界は低かったのかもしれません。
イヤーパッドの若干の色落ちはあるものの、他には特に劣化や故障個所もなく毎日使えていたので、正直ヘッドバンドの割れはショックでした。ヘッドバンド以外の割れなどは修理できたと思いますが、ヘッドバンドは負荷がかかる上、曲げや捻じれ、開閉など柔軟性も必要な部品なので諦めました。
電飾もないシンプルなデザインで40mmドライバー、7.1chサラウンド、脱着可能なマイクなど使い勝手も良く気に入っていたのに残念。